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熊本地震の体験記。(その2)

うちは前震(4/14)が2回、震度6弱で、本震(4/15深夜)が
震度6強でした。
(同じ震度6でも弱とでは、エネルギーの規模が全然違います)

激震地(益城町・西原村・南阿蘇村)においては、震度7が2回
観測されたそうです。
しかも後からさらに大きな地震がくるとは誰もが予想外だったので、
前日の揺れでは助かったのに、油断したばかりに本震で犠牲と
なった人が多数でました。
(地震での死者49人、エコノミー症候群など関連死20人)

後日2階の惨状を見て、ぞっとしました。私も本当に2階にいたら、
大怪我か、最悪死んでいたかもしれません。
≪↓↓↓≫

断水は、2日後の日曜には復旧しました。
ただ、当初空き家の水漏れを見つけ出すのに手間取ったようです。
同じ日に電気も復旧。

電気に関しては、当初避難して帰宅した後、安全の為ブレーカー
を下げていたのをすっかり忘れていたので、ふと気づいて上げて
みたら点いたという・・笑っちゃう顛末でした。なにせ、地震の翌日
も翌々日も家の中の片付けに追われていたので。(^^;

前震でやられた西側に続き、本震で道路沿いの北側のブロック塀
も倒壊。親類の手を借りて、とりあえず道路上から敷地内へと
ブロックの残骸を移動。

そして冷蔵庫に寄りかかっていた年代ものの食器棚。結局
廃棄を決め、後ろの壁を壊してそこから中身を全部出すハメに
なりました。

他は前震の時に、落ちて困るものは下へ下ろし、PC等もちゃんと
避難させていたので、電化製品等は大体無事でした。電子レンジ
だけ見事にふっ飛びましたけど、なんとか壊れずにすんで良かった
です。


ただもう、その後のうんざりするほどの余震の数の多いこと。
震度6以上の大きな地震が一度でも起きると開放された地下の
エネルギーが収束するまで時間がかかり、こんなにも揺れが
続くのかと思い知らされた次第です。

もうすでに2ヶ月で1700回を超えてます。
一時は、揺れていないのに身体が揺れを感じる“地震酔い”
に陥り、余計に混乱もありましたしね。

地震が起きて、初めてこの地域を横切る地下の活断層の分布と
そのきわどさを知りました。
2つの活断層の交差地点にあるのが益城町で、一番酷い地域は、
道路沿いの建物のほとんどが崩れ落ち、さながら爆撃されたかの
ような見るも無残な光景だそうです。

6月に入って、ようやっと身体に感じる余震は少なくなってきました
けど、激震地(益城町・西原村・南阿蘇村)における建物の損害が
ひどいので、罹災証明の発行にも手間取り、東北の方からは
被害調査の経験者を派遣してもらったり、市役所でのその後の
復旧までの詳細な記録を綴った「災害対策マニュアル」なるもの
まで、相当数提供していただいたそうです。

これらはすべて地元の新聞で知ったことですが、東京をはじめ、
他の地域では地震後、2ヶ月も経つとほとんど被災地の情報は
入ってこなくなってるみたいで、その辺はなんとも複雑な気分です。

うちは幸い、激震地の益城町から西へ町一つ分と大きな河川を
隔てた場所にあり、50年来の古いブロック塀と共同墓地にある
墓石が倒壊した程度で済みましたが、それでも倒壊したブロック塀
が重過ぎ&大量過ぎて、トラック3台分ほどの量全てを片づけるのに
何人かボランティアさんに来ていただきました。

やっぱりこういう時にしみじみ感じるのは相互扶助の大切さ。
大勢の人が力を合わせる、協力することって大事だし、心底
有難いと思いました。


今現在、一部早期完成した仮設への入居が始まりましたが、まだ
まだ罹災証明の発行が追い付かなくて、出ても“一部損壊”では、
何の援助も受けられないので、再調査を申請したりと、住む家を
失った人達の苦難はまだまだ終わりそうにない状況です。

とにかく自分が被災してわかったのは、人は未体験の事態に遭遇
すれば、民間は元より、公的機関でさえ誰もが手探りで何をして
よいやら手間取るものだし、状況次第では恐ろしく長いこと不自由
な暮らしを強いられかねなくなるっていうことでしょうか。

そして何より、地震の前は、ごくごく当たり前の日常が当たり前に
続くと信じていたけど、全然そうじゃなかった。失って初めて気づく
日常の有難み・・。

そういえば以前、日本製紙の石巻工場の「紙つなげ!」という本を
書店で立ち読みしたことがあります。

津波に襲われた東北の方達の生き地獄に比べたら、熊本はまだ
全然マシかもしれないけど、それでもかけがえのない日常を突然
奪われてしまったという思いはたぶん同じでしょう。

一応、家は無事で以前と変わりなく暮らせている私が言うのも
何ですけど、ただ本当に大変な人達は、まだ今の段階では声を
上げる余裕すら出てこないでしょうし、代わりといってはなんです
けど、熊本の今の状況をただただ知ってほしくて書きました。

長文にもかかわらず、ここまでお付き合いくださった方、誠に
有難うございました。

【付け足し】
災害への備えは最低限しておかれることをお勧めします。
特に水と食料。
我が家は元々近隣にスーパーなどない地域なので、ペットボトル
の飲料水やカップ麺など買い置きは常時しておりましたが、都市
部の方ではコンビニなどの店頭から食糧がなくなるのも早く、
3日間食事ができなかった人もいたそうです。


≪それと再び、2階の自室で寝起きするためにしたこと≫
アマゾンで透明の耐震ジェルと“ふんばる君”という耐震グッズを
買って、洋服タンスとスリム本棚の足元、及びブラウン管タイプの
古いPCモニターの下に設置しました。

2日前に、近頃では珍しく震度4の余震が来て、少々ビビりまし
たが、全然大丈夫でした。
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