欠点はよく見えているけど・・・メイロマさんの本を読んで。など、キンドルより感謝価格(398円)にて、電子書籍発売中♪

欠点はよく見えているけど・・・メイロマさんの本を読んで。

【当初のレビューを後日全面改訂 5/12 10:00】

『日本が世界一「貧しい」国である件について 』

勝間さんのメルマガで紹介されていて、なかなか衝撃的
なタイトルだったので読んでみました。

なんといっても、日本人ならではの国民性に由来すると
おぼしき諸問題に果敢にツッコミを入れている時点で、
個人的にこれは自分の研究テーマ「血液型」にも通じる
ところがあるかなと思ったし。


で、実際書店でざっと目を通してみたら、本当に多数派
▲型への厳しいツッコミ同然の内容だったので、いったん
レビューを書いてみたのだけれど、後になっていろいろ
ひっかかりを感じたので、結局全部書き直してしまいました。


う~~ん・・・言っていることは確かに間違ってはいないとは
思うのだけど、それでも内容的に正しくともその趣旨が、
肝心の相手にちゃんと伝わるか否かは、また別の話だし。


例えば‥こういうことじゃないかと思うのです。
≪↓↓↓≫
えっとこれは、地元の新聞で目にした話。
クラスで授業についてゆけてない女子生徒がいて、それで先生が
その子の為にわざわざ基本の問題集を作って、教室の中でその子
にだけそれをやらせようとしたんだそうです。

ところが、その子は「バカにするな」といって、与えられた問題集に
見向きもしなかった。

先生としては、その子の抱える問題解決の為に対処したつもり
だったんでしょうけど、当人にとっては、「クラスメイトの前で自分だけ
恥をかかされた」という、そっちの方が大問題だったんですね。


メイロマさんの論調は、おそらくは欧米でならすんなり受け入れられ
るのでしょうけど、“恥”という概念を重視する日本社会においては、
少々難しいのではないかと・・。
(実際、アマゾンレビューでは、前述の女生徒並みに苛烈な反応してる
人もいるようですし)


血液型マニアの立場から言わせてもらえば、常日頃から長所と短所、
プラス面とマイナス面の両方を考え、そのうえでなんとか短所を克服し、
可能な限り長所を活かしてゆく道を模索するのがベターだと思うけれど。


実際に、長く海外で暮らしている立場から、今の日本が抱える
諸問題を鋭く指摘している点はいいとして、その先の処方箋=
肝心要の問題解決のためにどうすべきか、という部分がいまいち
弱い感じ。


要するに、欠点はよく見えているけど、活かすべき強みに
関してはあまり語られていない
ので、激しく片手落ちな印象に。

客観性も大事だけど、欧米人相手でなく、日本人相手に語るので
あれば、日本の歴史や文化、日本人の精神性・・これらに深く
寄り添う姿勢も忘れてはいけないと思います。

仏教でいう対機説法ですか、正論であっても臨機応変に相手に
応じた内容にしてゆかないと、伝わらずに素通りしてしまいますから。


後、ご自身でも指摘されていた「専門性の強化」について。
今回、以前読んだ「国家の品格」をざっと再読してみましたが、
藤原氏は数学者の立場から、「日本人ならではの美意識」に
着目し、独自の論を展開されていたのに対し、専門性の不足
からか、いろいろと説得力がいまひとつの観がありました。


本書の後半にある具体的な提案にしろ、「哲学」に関するくだりは、
専門外であるせいか、一般論程度で終わっていたし。

見識を広めるため、井の中の蛙で終わらないために、とりあえず
出られる人は海外へ出た方がいいというのも、時間やお金等の
自由がきく一部の人限定で、国内に留まり続けるしかない多数派
向けじゃなかったのが惜しい気がします。


という訳で、日本人として、日本の再生を願って書かれたにしては、
口調も辛口だし、(辛口&毒吐きなのは、メタラーとして、譲れない
個性・スタンスだとしても)全体的に見て、どうもマイナス方向へ
偏っている印象が強いのが非常に残念でしたね。


当初は、O型のせいか個人的にはあまり抵抗なく読めたので、
もう少し肯定的な感想書いてたんですけど、その後アンチな批評を
目にして、全体的なバランスの観点から再度考察しなおしました。

ただ作者のことを安易に「上から目線で‥」とまで言うつもりは
ありません。そういう言葉が出てくるのは、その人自身の気位の
高さ故だと思うから。

やはり、国外に強く、国内(日本のこと)には弱いのに、あえて
弱い方をメインテーマにした本を書かれたというのが、そもそもの
要因ではないかと思います。



【ここからは付け足し】
日本人の長所(短所)についての個人的な見解
変化に弱い⇒安定志向の強さ、世界一高い秩序の保たれた社会。
(アマゾン:「国家の品格」の一番高評価レビューが良い例です)

空気読む⇒空気という言い方が問題、思いやり・気配りにいそしむ
風潮、繊細・細やかな情緒に通じる。

無責任⇒責任&責められることに対し、過剰に神経質なのは確か。
リスクを嫌い、とことん危険を排除‥上の秩序に通じる素地かな。

なにより、真面目で忍耐強い、公や全体の為に私や個を後回し・
犠牲にしがち・・・なんでこれでやってゆけるかっていうと、「基本
苦労性だし、辛抱が美徳だから」・・・これにつきるかな。(^^;
(苦労人な性分を貶したり、バカにしたりしちゃいかんと思います)


あと、個人個人の問題というより、集団心理に呑み込まれやすい、
翻弄されやすいところが問題なのだから、個人を責めるよりまず、
「リーダー教育」に力を入れるとか、「集団心理学」をしっかり
教えるなど、教育のあり方を変えた方がいいのかも。

「全員で掃除するのは変」という指摘は言われてみればそうかも‥
でしたね。日本の学校は何かと全体行動重視で、どうも昔の富国
強兵策の名残というか、軍隊予備校的な感じがしますし。

いじめの問題もあるし、変な教師を増やさないためにも生徒と
先生だけの聖域みたいな状況は、少し改善した方がいいように
思います。
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